♪Contact♪
2000年度トニー賞作品賞・振付賞を受賞したダンス・パフォーマンス。
既成の音楽を使い、生演奏なし(テープで流される)、役者は全く歌わない、あんまり台詞もない、
ダンスで物語を伝えるというもの。
"contact(接触)" "swing" という言葉をキーにつながる3つの物語がオムニバス形式で展開する。02.6.9 Vivian Beaumont Theater at Lincoln Center, NY
STAFF
contact
by Susan Stroman and John Weidmanwritten by John Weidman
direction & choreography by Susan StromanSets : Thomas Lynch
Costumes : William Ivey Long
lighting : Peter Kaczorowski
sound : Scott Stauffer
associate choreographer : Chris Peterson
production stage manager : Thom Widmann
casting : Tara Rubin Casting. Daniel Swee
associate producer, musical theater : Ira Weitzman
general manager : Adam Siegel
production manager : Jeff Hamlin
director of marketing & special projects : Thomas Cott
director of development : Hattie K. Jutagirproduced by Lincoln center theater
CAST
Part I : SWINGING
A forest glade,1767
A Servant, an Aristocrat, a Girl on a SwingSEAN MARTIN HINGSTON JOANNE MANNING JOHN BOLTON
PART II : DID YOU MOVE?
An Italian restaurant, Queens, 1954
A Wife, a Husband, a HeadwaiterCHARLOTTE D'AMBOISE DANNY MASTROGIORGIO
DAVID MacGILLIVRAY ADAM ZOTOVICH ROBERT WERSINGER
TOME COUSIN PETER GREGUS NINA GOLDMAN
GIGI CHAVOSHI DANNY HERMAN SEAN MARTIN HINGSTON
PASCALE FAYE SHANNON HAMMONS
PART III : CONTACT
New York City, 1999
An Advertising Executive, a Bartender, a Girl in a Yellow DressALAN CAMPBELL COLLEN DUNN DANNY MASTROGIORGIO
ROBERT ARMITAGE ROBERT WERSINGER NINA GOLDMAN
SCOTT TAYLOR SHANNON HAMMONS JOANNE MANNING
SEAN MARTIN HINGSTON ROCKER VERASTIQUE PASCALE FAYE
MAYUMI MIGUEL TOME COUSIN GIGI CHAVOSHI
PETER GREGUS*なお、上記のキャストは私が観た回のもの。いくつかはunderstudiesが演ってました。
席は半円形のステージをすり鉢状に囲んでいて、小ぢんまりした劇場。
こんなに小さいんだぁー、とちょっとびっくり。前から5,6列目の上手側。
すっごく見やすい。後ろに座ったおばちゃんたちは「まぁ!perfectな席ね!」と
さんざん感激。私らの前の席には日本人のビジネスマン(50代ぐらい?)の2人組みが。
接待だろーな(笑)PART I : SWINGING
あらかじめステージ上には Fragonard のThe Swing が飾ってある。
暗転・明転するとその絵そのままが動き出す。
台詞は全くなく、ブランコがゆれ続け、ゆらし続け、“流れ”が止まらない。
青年貴族とお姫さんのブランコ遊びの他愛ないちょっと色っぽいショートストーリーを
一気にぱっと見せちゃう。アクロバティックなブランコの使い方におぉーっ、
召使の男とお姫さんの大げさな swinging sex に ふははは〜と笑い、すーっと
stroman magicの舞台に入っていける。衣装もヒラヒラして目に楽しいし、
15分ぐらいっていう長さもいい。軽快。PART II : DID YOU MOVE
50年代、まだアメリカでも女性が抑圧されてた頃の主婦のモーソー大爆走。
イタリアンレストランでダンナと食事中にあまりにも威圧的な態度の彼から
意識だけ逃げて飛んで自由に遊ぶ様をバレエで表現。これもほとんど台詞なし。
彼が席をはずすと、クラシック曲で彼女が踊りまくるモーソー、彼が戻ると現実の世界、
の繰り返し。そのテンポの良さが飽きさせない。
ダンナの嫌な奴っぷりに主人公の主婦に同情と感情移入度もupするってもんだわ。
しかしダンナの嫌な奴っぷりってのも憎めないっつーか笑えるっつーか。
Rolls!!(ロールパンがまだ来てないぞ!!)の繰り返しがストーリー全体のリズムを作る。
主婦ちゃんの青い淡いふわっと広がる花柄スカートのドレスが可愛い〜キレイ〜。
妄想の中で彼女はレストランのヤラシー髭をはやしたイタリア人ウェイターと
踊りまくり。他のレストラン客とのからみも楽しいし。
モーソー世界はとんでもない大騒動な展開になって、その痛快さと現実世界のラスト
(夢オチ・・・というか モーソーオチ?)の痛々しさとのコントラストがなんとも
言えない余韻・・・。PART III : CONTACT
広告会社のyoung executive の New Yorker 、Michael Wiley 君は孤独な男。
あー孤独。仕事はできても、ひとりの部屋に帰ると私と同じじゃん。孤独な男。
でもなんつーか、パッと見はフツーにイイ男なのよね、Michael 役の Alan Campbell。
充分にcharming なのに、それであんなに孤独なのはナゼ?(そーいう問題じゃないか・・・)
留守電には精神科のドクターからの呼び出し、マンション下階の女からの騒音クレーム、
友人からのパーティーの誘い。自殺しそうで精神科に通ってるのか。うつ病だな。
自室で夜中に首吊りや窓から飛び降りを試みてドタバタしてことごとく失敗する様子が
笑えるんだけど悲しい。ぐぅ〜〜〜。swing club でのdance に興じる客たちのダンス、ホントに圧巻。ほんの目と鼻の先
にダンサーがいる、くらいの席だったので、途中でぴたっと止める時の足のふるえや
彼らの息遣いも感じられる。dancerってすごい!
黄色いドレスの女、以前TVで紹介番組を見た時の印象は高飛車でミステリアスな女・・・
と思ったけど、実際は、あ、可愛気もあるじゃん。って感じ。ずっと仏頂面して踊ってる
ワケじゃないんだ。表情ある。笑顔ある。んー。だからそんな彼女になんとかcontact
を取ろうと、手をとって踊ろうと奮闘するMichael を手に汗にぎって応援しちゃうのねー。
音楽も♪simply irresistible とか耳なじみのある曲だし。
夢の女・黄色いドレスとのcontactに成功したシーンのカタルシスと言ったら。ふー。で、え?やっぱりコレもPART II と同じく夢オチ?結局あんなに頑張ったMichaelは
swing club から一人の部屋に戻ったら孤独のまま?と思ったら最後はちゃんと
地に足つけて、不器用ながらも他人(下階のクレーム女=黄色いドレスの女・2役)
とcontactを取るMichael。素直に、ほぁー、よかったー と にっこりしてしまう。swing club のバーテンダー(=留守電の精神科医師)がストーリーの中で
笑えるいいアクセントになっててナーイス。私はdanceだけのmusicalって苦手だなー、と思っていたし、音楽も既成のもの、
歌ナシって・・・あんまり自分には合わないかも、と思ってたけど、面白かった・・・。
圧倒的なダンスであきさせないし、2話の主婦ちゃん、3話のMichael がいいキャラ
だったし。何より contact ・・・誰だって自分とは皮膚を隔てている他人と接触したいって
思っている、そこを突いてるからね。
カーテンコール、3つのパート全ての登場人物がみんな一緒にdance。
feel so happy !contact という言葉が3つをつないでるってのは、すぐわかる。
PART I では、そのまんま・・・(笑)
(そういえば、RENT の中に CONTACT って曲があるけど、登場人物がみんなでシーツにもぐって
ごにょごにょやってるやつね。あれもつまり、そのまんま contact = sex だもんね)
PART II では 他人とのcontact を抑圧的な夫に禁止される妻の妄想が大爆発。
PART III では人間関係に疲れきった男が再び他人とのcontactを取り戻そうとするまでを描く。で、swing という言葉がどう3つをつないでるのか、ってのがよく分からなかったのだけど・・・
もちろん、I のブランコ(swing)と III のswing dance ってのは分かったんだけどさ。
帰国してから、去年NHKで放送された大浦みずきさんがリポートするB'way の特集番組のビデオ
を見なおしてな〜るほど、と思ったね。まず、Susan Stroman は、ある日NY のswing club へ行って、名前も職業も知らない間柄の人たちが
集って次々とパートナーを代えながらつかの間の他人とのcontactを楽しむ様子を見てたんだって。
そこへ颯爽と黄色いドレスを着た女性が現れた・・・ NY って「キャリアアップをする街」だからかなー、
基本的にモノクロのファッションの人ばっかりだから、黄色いドレスがすごく目立ったんだって。
こういう女性がある男の人生を変えうる・・・っていう発想からまず PART III が誕生。swing という言葉から、Fragonard の The Swinging (ブランコ)の絵を思い出し、PART I が誕生。
50年代、今でいう DV (domestic violence) をふるう人のことを swinger と呼んだってことに
思いいたり、PART II が誕生。ってなことらしいです。contact も swing も、人間関係とかかわるkey word なんだね。
ひとりの女性の頭の中のこんな些細な連想ゲームからこんな舞台が生まれるってスゴイ。話としてはPART II がカナリ良いと思います。あの絶望感。
♪RENT♪
02.6.9 Nederlander Theatre, NY
時間が空いていたのでtkts に半額で出ていたRENTを観ることに。
脳内字幕で観られるから旅の疲れがあっても大丈夫。へへへ。作品紹介などはこちらを参照してください。
STAFF
Book, Music and Lyrics by Jonathan Larson
Director Michael GriefCAST
Roger Davis Sebastian Arcelus Mark Cohen Matt Caplan Tom Collins Mark Richard Ford Benjamin Coffin V Stu James Joanne Jefferson Myiia Watson-Davis Angel Schunard Jai Rodriguez Mimi Marquez Karmine Alers Maureen Johnson Maggie Benjamin Mark's Mom and others Amy Ehrlich Christmas Caroler and others Todd E. Pettiford Mrs.Jefferson and others Maia Nkenge Wilson Gordon and others Chad Richardson Steve and others Justin A. Johnston Paul and others D'Monroe Alexi Darling and others Kim Varhola
さて。久々のRENT。2年前の夏に来日したBenny Tour の面々が BW で活躍してるのを
観るのは嬉しいもんである。
Mark は Matt Caplan。 もうすっかりMark のベテランさん。日本に来たときよりちょっと
スマートになってる?
Collins が Mark Ford。 相変わらずの長いドレッドでどっちかっていうと陽性のCollinsをやってる。
アンサンブルのMaia がまたスバラしいソロをSOL (Seasons of Love)で聴かせてくれた。
もー、コレ聴けただけでも、あぁ来てよかった〜、と思っちゃうよ。
Angel の Jai ももうベテランさんだよな。99年にNYで観たときも彼がAngel だったなぁ。
この日は出てなかったけど、Benny Tour にいたDominiqueもBW の RENTに
いるんだね。ところがRoger 今 Manley がBW に戻ってきてるらしいのだが、お休みに入っているのか
この日はSebastian Arcelus というコ。肩までの長髪で、上を結んでいる。
ガタイがでかい。どうやら BW RENT の新人君らしく、ほんの20日ぐらい前に
company に加わり、 Roger やるのはほんとに初めて?ぐらいの回を私は観てしまったらしい。
どーりで硬くてヘタクソだったワケだー(笑)おいおい、大丈夫か?って感じだったもん。
声、裏返ったりしちゃって。ギターもすごいヘタクソで・・・。
しょっぱなの♪RENT でも Mark & Roger がイマイチかみあってないというか、音程も
なんだかおかしかったしなぁ。Matt はすごい顔真っ赤にして熱唱してた(^^)
Sebastian も一生懸命やってるのは伝わってきた。客席にはRENT HEADS がやっぱいて、ヘタクソでもちゃんと盛り上げてあげて、
だんだんイイ感じに。Mimi は小ちゃくて可愛くて、私は好き。
Maureen もキュートなコだったな。 ♪Over the Moon もすごくウケてたし。
Joanne は妙に細くて小さい人で違和感あったけど。疲れてたけどやっぱ観ておいてよかったなー。楽しいもん。
Roger がヘタクソだったにもかかわらず、客席1Fは総スタンディング・オベーションで嬉しかった。tkts に半額が出て、んー、もうロングランも6年。終わりも近いのかもしれないけど、
その時にはやっぱりまたここに駆けつけたい。2000年夏に来日したBenny Tour のメンバーが結構たくさんブロードウェイのRENTに
いるわけなのですよ。出世したねぇ〜よかったねぇ〜 なんちゃって。誰がどんな素晴らしい、or 酷い評価をしようと関係ない(世の中に完璧なものなんてないんだから)
あるのは自分の好き嫌いの判断だけ。改めて、RENT、好きです。
♪The Producers♪
2001年のトニー賞12部門にノミネートされ、まさに一人勝ち状態だったMel Brooksの
ミュージカルコメディー。60年代にMel Brooks が作った同名映画の舞台化。
既に2001年初演時の主役コンビは降板しているが、みんな熱演で大爆笑!!STORY
1959年のニューヨーク・ブロードウェイ。昔は売れっ子でならしたミュージカルのプロデューサー・
Max の新作 Funny Boy の初日。しかし失敗作。即座に閉幕。
Max の事務所にやってきた税理士の Leo の何気ない一言
「ミュージカルって、成功作より失敗作ですぐ閉幕したほうが儲かるんですね・・・」
(集めた資金を出資者に配当できない=集めた資金を私物化できる・・・)
これでひらめいた Max 、「絶対に失敗するミュージカル」を作ろうと計画。
子供のころからミュージカルのプロデューサーになることを夢見ていたという Leo を巻き込んで
最低の脚本・最低の演出家・最低のクリエイティブチームを揃えて最低ミュージカル
「Springtime for Hitler (ヒットラーの春)」 を作り上げる。
ところが予想外の高い評価を得て大ヒット作となってしまい・・・
02.6.12 ST. JAMES THEATRE, NY
STAFF
Rocco Landesman Clear Channel Entertainment The Frankel・Baruch・Viertel・Routh Group
Bob and Harvey Weinstein Rick Steiner Robert F.X.Sillerman Mel Brooks
In Association with James D. Stern/Douglas Meyer
present
The ProducersBook by Mel Brooks and Thomas Meehan
Music and Lyrics by Mel Brooks
and by Special Arrangement with Studio CanalScenery Designed by Robin Wagner
Costumes Designed by William Ivey Long
Lighting Designed by Peter Kaczorowski
Sound Designed by Steve C. Kennedy
Casting by Johnson-Liff Associates
Associate Director : Steven Zweigbaum
Associate Choreographer : Warren Carlyle
Wigs & Hair Designed by Paul Huntley
Music Direction and Vocal Arrangements by Patrick S. Brady
Orchestrations by Doug Besterman
Music Coordinator : John Miller
General Management : Richard Frankel Productions, Laura Green
Technical Supervisor : Juniper Street Productions
Press Representative : Barlow Hartman
Associate Producers : Frederic . and Rhoda Mayerson, Lynn Landis
Musical Arrangements and Supervision by Glen KellyDirection and Choreography by Susan Stroman
CAST (in order of appearance)
The Ushrettes Jennifer Smith, Courtney Young Max Bialystock Brad Oscar Leo Bloom Jeffery Denman (u/s) Hold-me Touch-me Madeleine Doherty Mr. Marks Ray Wills Franz Liebkind John Tracy Egan Carmen Ghia Roger Bart Roger De Bris Gary Beach Bryan Peter Marions Kevin Ray Wills Scott Jim Borstelmann (swing) Shirley Kathy Fitzgerald Ulla Ida Leigh Curtis (u/s) Lick-me Bite-me Jennifer Smith Kiss-me Feel-me Kathy Fitzgerald Jack Lepidus Peter Marinos Donald Dinsmore Jim Borstelmann (swing) Jason Green Ray Wills Lead Tenor Eric Gunhus Sergeant Ray Wills O'Rourke Mike McGowan O'Riley Matt Loehr O'Houllihan Robert H. Flowler Guard Jim Borstelmann (swing) Bailiff Mike McGowan Judge Peter Marinos Foreman of Jury Kathy Fitzgerald Trustee Ray Wills Ensenble
Madeleine Doherty Kathy Fitxgerald Robert . Fowler Eric Gunhus Kimberly Hester Naomi Kakuk Mat Loehr Peter Marinos Mike McGowan Angie L. Schworer Jennifer Smith Wendy Waring Ray Wills Courtney Young 水曜マチネでもお客はいーっぱい。なんだかおばちゃん〜おばあちゃん&おじいちゃんが
多い。チケットも高いから(BW、こんなにチケット高くなっちゃって・・・たったの3年前
に来た時はこれ程じゃなかったのに・・・)お金持ちのお年寄りが多いのかなー。
というわけでジーさんバーさんにかこまれてMEZZO C4 席で観戦。Original casts の Nathan Lane (Max) と Matthew Broderick (Leo) はもう降りてしまっていて
結構キャストは変わっているようだ。MaxはもともとFranz役オリジナルキャストで
トニーの助演男優賞にノミネートされていた Brad Oscar。
Nathan より怖い顔をしているが、さすが巧い。Leo はこの日Jeffery Denman。つまり Steven Weber のunderstudy だったワケ
だけど、このヒト歌もいい声だし、動きがとてもキレイ。
BW の CATS 最後のMunkustrap をやってたヒトで、choreographer もやる人らしい。
なるほど、動きがイイ訳だ。歌声、CDで聴くMatthew よりも“歌声”って感じの柔らかい声。
きっと Matthew は背の低さと童顔で情けなくて可愛いLeo をやってたんだろうと想像するが、
Denman はひょろっと細くて背も高め、安心毛布の切れ端をくっつけてる時の顔の引きつり方の
情けなさがなかなかgood な Leo であった。
冒頭イキナリ Max のshow が失敗するところからとにかく歌とダンスで突っ走りっぱなし。
息つく暇もなく笑わせていく。話の展開が無理なくspeedy(展開はコメディだしムリムリだけど、speedに無理がない)。
Leo の情けなさ、それだけに producer になりたかったという夢をかなえようとaccount 事務所に I quit!! という展開に客はみんな、頑張れ Leo! と肩入れする仕組み。
Heil you-know-who! を叫ぶナチおやじ Franz が絡む場面の black joke っぽさも大笑いなら
showをやるための資金を angel の金持ちおばあちゃんたちにあの手この手で応対しながら
お金を集めるMax の立ち回りにも爆笑。そして ♪Keep it Gay! の Gary Beach & Roger Bart に爆笑。演出家Roger (Gary Beach) の creative team の面々が
次々登場し、それがみんな変てこりんなゲイで、声を合わせて「何でもゲイっぽくすればOK !」
と歌うんだから笑わずにはおれん。ゲイが多いのって昔からの BW show biz 界の伝統なのかしら。
Little Old Lady Land = angels からの資金集め、ゲイばっかりのshow biz 界、
"TONY" の一言にコロっと態度が変わる(?)演出家 なんて、このへん自己言及しちゃってる
ブラックな笑いが内輪ウケじゃなくて、ちゃんと観て目に楽しく笑えるようになってんのがさすが。
そういえばしょっぱなでは blind violinist が出てくんのは屋根の上のバイオリン弾きの、
ほかにも私が気づかないとこで色んな他の BW hits のパロディが入ってた(んだろう)。
42nd street とか(多分?)ワケのわからん(英語ろくにしゃべれないスウェーデン人の)美人 Ulla を秘書に
雇っちゃうあたりのやり取りの下ネタは客席のおばちゃんたち大喜び。
みんな下ネタ好きよねぇ〜(笑) いやン。2幕も笑わせっぱなし。 Springtime for Hitler は笑い死にするかと思ったよ。
頭にプレッツェルや巨大ソーセージつけたダンサー、ゲイっぽいヒットラー、
ハーケンクロイツ型の行進・・・ほんとにこんな show があったらトニー賞あげたくなるよ!
Betrayed、檻の中ひとりの Max 。セットも暗く地味なシーンで Max 一人のシーンなんて・・・
って最初思ったけど、これも大爆笑。こーーれーーーは大変だ。
Nathan Lane が確か週8回この役で出続けるの、体調崩して一時出演回数減らしてたもんな。
思わず納得。 INTERMISSION !! っつってゼーゼー休んでるところで客席から拍手が沸き起こる。
そして Max の裁判、獄中の show "Prisoner of Love" 、on broadway での成功と
ついに Leo が Max から憧れの producer's hat を渡され KATZ だの 47th Street だの
Death of a Salesman on Ice! だのの maquees(電飾) にかこまれる毒いっぱいのhappy end まで突っ走る。
あー笑ったわらった!!自虐的ギャグ満載の脚本もだけど、やっぱSusan Stroman の
持つリズム感というか。スピード感溢れる、たたみかけるような演出。コレか〜ッ!!
2001年のトニー賞授賞式のビデオを見直してみたら、Brad Oscar, Gary Beach, Roger Bart
の3人が助演男優賞にノミネートされてたのね。(受賞したのは Gary Beach)
Gary Beach & Roger Bart のゲイコンビ、最高でした(笑) 芸の道はゲイ!ってね!
思わずインターミッションの時に売店で「その Keep It Gay! T-shirt ください!」。
いいカモだわ、アタシ。オリジナルのMax & Leo (Lane & Broderick)で是非観たかったけれど、そーじゃなくても、
とても面白かった〜!だけど、そうだなぁ、ちょっとブロードウェイのショウビジネスについて基本的な予備知識があった方が
より楽しめるかもしれないね。angel(出資者)の存在とか、トニー賞って何?とか。
あと、軽い下ネタを理解する英語力ね(笑)
これがさー、学校英語では下ネタなんて教えてくれないじゃんか(あたりまえ)。
洋画とかで日ごろから勉強しておかないと。って何を勉強してるんじゃ!
ハイ。ちゃんと普通に英語力をUPする努力が先ですよ >自分